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「リラックスすると必要なところに力が入る」


人間の神経系の仕組みには様々なシステムがありますが、目的を達成するために、他の部分の働きを適度に抑制するというシステムがあります。


例えば、自律神経系のシステムの代表的なものに、消化にエネルギーを使う場合、「覚醒」という機能を抑制する機能があります。これがご飯を食べた後に眠くなる理由です。


姿勢・動作の制御にもこういった「抑制システム」が無数に取り入れられており、人間の体の「上下」「左右」「前後」という関係性はこれによって保たれています。 代表的なものは肘を曲げる時に、逆側の肘を伸ばす筋肉の働きが適度に抑制されるというものです。


患者さんの体の問題としてよく起きているのは、上半身がすごく緊張している場合です。症状としては肩こりや首の痛みが出て、必要な下半身の支えは抑制された状態になってしまう。


それが神経系のシステムの面から見た、当院の施術を受けて頂いた方が「リラックスすると必要なところに力が入る」理由です。


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